2022年プライベートクラウドトレンド_20230104
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出典https://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/2111/22/news054.htmlクラウドの10年後を見据えた活用の方向性はどのようなものか。ガートナー・ジャパンの亦賀氏は「必要なときに必要なサービスを、速く、安く、より満足の行く形で、いつでも、どこでも、セキュアに使える世界を目指すものだ」と説明した。この方向性を踏まえ、亦賀氏は2030年を見据えた企業のクラウド活用の推奨例として、次のようなアプローチの仕方を示した。「既存のシステムをどのようにクラウド化していくかというより、2030年に実現したい『ビジネス像』を描き、それに必要な新しいITの仕組みをクラウドサービスでそろえていく。つまり、2030年からバックキャストする形でクラウドネイティブな仕組みを作っていくことを優先する。一方で、クラウド化が大変な既存の基幹システムなどは、現状の安定稼働を優先させて当面手を付けないようにする」と話した。32022年はクラウドの10年後を見据え運用を行う、新たなフェーズへ2022年プライベートクラウドトレンド-バックキャストでITインフラを構築する-

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